2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「教育の可能性」 今、私が思う、ただ一つのこと。

世界や日本では今、明けても暮れても様々なことが起こっています。 その度に、私は、心が乱れてしまう時があります。 ここに書いてきたことも、その過程で無我夢中で 綴ってきました。 その中で、未熟者故、心浮くこともありましたが、 冷静になり、今、私が…

生きた時間が生きた人を育てる。

人には、一生忘れられない記憶がある。 その一瞬、その場所は、夢中だから、記憶に残そうなんて思わない。 心が激しく動いた時の感情と併せて、記憶に残る。 けれど、その記憶は、いつも思い出されるわけではなく、 ふとした経験により引き出されることが多…

自分で好きなものを見つけることは「選ぶ」「分別」「区別」するための感性を磨くということ。

誰にでも、好きなもの、大切にしているものがあります。 今では、すっかり忘れていることがほとんどですが、 幼い頃に大事にしていたものがあるのではないでしょうか。 子どもが、 大好きなものを見つけること これは、とても大切な力です。 なぜなら、そこ…

「学校」と「家庭」の機能のバランスをとり、子どもの人格を育んでいくこと。

人は、どんな時もバランスをとって生きています。 からだも精神も、どちらかに偏ることなく、 自分で上手くバランスを取りながら生きています。 時代や環境によって、傾くことはあっても、 それの状況を把握しながら、「調節していく知恵」が 人間には備わっ…

子どもの心が屈折せずに素直に次の行動に繋がる躾。

そもそも、日本では、子育てにおいて「標準化」や「よい子」を 育てようと親の関心が向く傾向があります。 しかし、生物として生まれて、この世界を探求している子どもにとって、 ルールや決まりは、本能と異なることが多く、 なぜ、その決まりを守って生き…