自分で好きなものを見つけることは「選ぶ」「分別」「区別」するための感性を磨くということ。

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誰にでも、好きなもの、大切にしているものがあります。

 

 

 

 今では、すっかり忘れていることがほとんどですが、

幼い頃に大事にしていたものがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 子どもが、

 

大好きなものを見つけること

 

これは、とても大切な力です。

 

 

 

 

 

なぜなら、そこには

 

「選ぶ」

 

「区別する」

 

「分別する」

 

という力が働いているからです。

 

 

 

 

 

「選ぶ」という行為は、その子のセンスが一番表れる機会になります。

 

 

 

だからこそ、日常の中で「自分で選ぶ」機会を多く作ることは、

そのセンスを高めていくことになるのです。

 

 

 

 

 

何を好きになるかは、親にも分かりません。

 

 

たくさんある内の、それに決めるという行為は、

生きていく上で大事なことの一つです。

 

他の意味で言うと、それ以外のものを手放すということです。

 

 

 

たくさんある中で、他との違いを見つけ、

区別し、分別した先に、子どもは、これにしようと決めます。

 

 

 

そして、自分にとって、何が必要かを知り、

行動に移すのです。

 

 

 

 

 

子どもの自我が芽生えたころからはじまる

 

「これじゃなきゃ、いやだ。」

 

「これがいい。」

 

 

 

 

 

 

それが、

石ころであれ、

貝殻であれ、

本であれ、

靴であれ、

食べ物であれ、

 

 

 

 

自分で決めた!!

 

 

 

 

 

 

その感覚を心地の良いものとして、

じっくりと育んでいくことのできる時間は、

その子の未来に大きな影響を与えるはずです。

 

 

 

 

 

私たちは、子どもが選ぶものの先に、

たくさんのことを知ることができるのです。

 

 

 

 

なぜそれなのかを上手く説明できないこともありますが、

確実に選んだという結果として顕在化するのですから、

その感性、そのセンスをまずは認めてみること。

 

 

 

全てを同じように捉えるのではなく、

他との違いを明確にして、

分別をつけるという力を「好き」なもを見つける過程で

養って欲しいのです。

 

 

 

 

 

子どもが、「好きだ!」と言う

その感覚を広げて、時に一緒に寄り添って

見つけていくことも成長への一つの鍵なのです。