物事への「好き」の感度を高めていくことは、価値を見出すこと。

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誰でも、「好き」な物事を見つめるときの

目はいつもと違う目をしています。 

 

そんな目を見たときに、

「あっ、これが好きなんだな。」と私たちは、気づくのです。

 

 

 

「好きこそものの上手なれ」

 

という諺がありますが、「好き」なことを

見つけることが、ものごとの上達に直結しています。

 

「これ、好きだな。」

「あれのここが好き。」

 

好きを追求していくと、結局は、自分らしい選択ができるのだと思います。

 

 

 

子どもの自我が芽生え始めたころから、

「自分の意思で、選ぶ力」を伸ばしていくことが、

この「好き」を極めていく力に繋がるのです。

 

なぜ、物事を好きになると体得が早いのかというと、

まず、モチベーションやそれにかけるパッションが

他の人や他の物事以上に高いことです。

 

100倍は違うでしょう。

 

つまり、夢中になり、集中して時間を使います。

 

 

 

 

 

もう一つは、センスが発揮されることです。

何事も、上手くいかない、難しいと感じることが出てきます。

誰しもが壁にぶつかったという経験はあるのではないでしょうか。

 

 

 

もし、本当にそのものが「好き」であれば、その困難をスルリと乗り越えることが

できるのです。

 

 

違う視点から見ることができたり、タイミングよく物事に向かうから、

心も身体も同じように連動し、あっという間に解決してしまうのです。

 

そこに宿るのが、「センス」です。

 

 

 

その人の高い能力と感性とモチベーションが合わさり、技術が追いついてくれば、

さらに上達していきます。

 

この「好き」という人間の普遍的な能力を、

子どものうちから十分に発揮できた人は、家族に感謝しなければなりませんね。

 

 

「好き」という感性は、磨けば磨くだけ研ぎ澄まされていきます。

 

あなたの「好き」が、他の人にとって、大きな価値に変わるときに、

自信に変わると思います。

 

 

この自信も、他者からどう思われるかということなど気にしなくてもよいのです。

なぜなら、人はいろいろなことを言うからです。

 

 

多数派の意見よりも少数派の意見の方が的を得ているときもあります。

嬉しい一言よりも、胸に突き刺さるような厳しい一言の方が、

価値が高いときがあります。

ですから、結局は、それも含めて自分で考え、感じていくしか方法はないのです。

 

 

 

自分にしか感じられない「好き」という

意思を大事にすることは、自分自身への大きな信頼がなくてはなりません。

 

 

 

自分への信頼を高めていくことは、日常の時間をどのように過ごすか。

そんなシンプルなことなのです。