女性活躍推進法「働く女性」が求められている「今」こそ、私たちが生きる「価値」を見失わず「人」としての在り方を見つめなおしましょう。2100年を生きる貴女へ。

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 女性が生きる上で「何に価値をおいて生きるのか」は、

時代と共に、変化していくべきものなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

先ほど、友人が1月16日、16時に女の子を

出産したという嬉しい知らせがありました。

この子が生きているであろう、2100年には、

この社会がどのように変化していくのか

いつも私たちは、そこを考えながら

今を生きていかなければならないと思っています。

 

私は、その時代を生きることはできませんが、

私たちから繋がる命は必ず生きていると

思いますから、よりよい「今」を引き継がなくてはなりませんね。

 

 

 

 

 

そんな彼女の言葉や眼差しを見ていて、

「女性」の「性」について考えてみたいと思います。

 

 

 

まず、「女性」について考える時に、ジェンダーフェミニズム運動、

女性活躍推進法などをここで申し上げるわけではありません。

 

ちなみに、2016年現在、「働く女性」が求められている

社会背景があり、そこへのアプローチが加速していく事実は

おさせておくべきでしょう。(本日の記事参照)

 

女性活躍推進法特集ページ |厚生労働省

 

高橋みなみ、女性の活躍について議論 | ORICON STYLE

2016.1.16

 

女性の活躍をテーマとするスペシャルセミナー「ゲキ論!女性活躍の真相」番組プロデューサーの野田雄輔氏は「女だから、男だからという言い訳は通じない、実力主義の世界で闘い続けてきた高橋さんだからこそ、“女性活躍”の本質を語れるのではないか」と期待を寄せている。

 高橋も「女性は弱くなんかありません。何かを成し遂げるパワーは男性と同じく、いやそれ以上にあるのではないかと思います。自分が主役なんだ、自分が変えるんだという気持ち。皆さんと言葉を交わしながら私自身も女性の活躍について学びたいと思います!」とやる気満々だ。

 そのほか、加藤勝信1億総活躍担当大臣、吉田晴乃(BTジャパン社長、経団連審議員会副議長)などの出演が決定。各界のトップが集結し、日本の急務“女性の活躍”について議論を交わす。このスペシャルセミナーの模様は、2月21日にテレビ東京で報道特別番組として放送される予定。  

 

女性行員の声反映 パンツスタイル導入 | 河北新報オンラインニュース

2016.1.16

七十七銀行は18日、17年ぶりに女性行員の制服を更新する。スカーフやボタンにイメージカラーの青を使用し、細部には同行のロゴなどもあしらわれる。女性行員有志による「女性活躍推進ワーキンググループ」が提案して実現。デザインや「爽やかさ」「清潔感」「信頼感」などのコンセプトにも女性行員の意見を反映させた。顧客回りをしやすいよう、従来はなかったパンツスタイルを導入したのも女性の声を踏まえた結果。女性活躍を促し、厳しい融資競争を勝ち抜けるか?

 

 

 

 

もちろん、男性も女性も共に社会に共存している事実は変わりありません。

しかし、互いの「性」の差異から、同じことはできません。

生命として生きる互いのポテンシャルを尊重しあい、発揮するべきです。

女性は男性よりも!と頑張る必要はないでしょう。

私たちは、働くことを通じて、得られるもの、

そして失うものの両方を考慮した上で、私たちは生きる選択をするのです。

 

このように2016年現在、国や企業が一斉に「働く女性」が私たちのスタンダード

になるような情報で溢れています。

エンターテイメントや雑誌、ドラマなどで、「働く」女性が美化して

描かれているのは、皆さん、お気づきだと思います。

 

 

 

 

 

では、本題に入りましょう。

 

 

 

そもそも女性の性の大きな特徴として「産む性」というものが挙げられます。

 この「性」に伴い、私たちは、自己成長し、成熟し、

「個」としての人格を磨いていくことができるのです。

 

 

一夫一婦による結婚制度などのような「制度」や「決まり」に

基づく話ではなく、生物として、他の命と共存し、支え合っているという

昔からずっと続いている生命の事実から派生するものです。

 

 

そして、この「性」を自覚し、他の命も、自分と同様に愛せるということは、

「他者」という概念を超えて存在するということです。

 

 

そのような感受性は、生まれた時から「個」の内に存在しています。

 

 

我が子を目の前に抱く母親にとって、或いは、妹ができて初めて抱く女の子も

「母性」という本能で、その「生」を発達させています。

 

 

子どもを産み、育てるという「行為」は、2016年現在の社会の中で、

非常に難しいものであると、多くの女性は認識しているでしょう。

 

昔のように5人も8人も兄弟がいることは、稀ですし、

子どもを産む前に考えることに、山ほど時間を費やし、

本来もつ本能的な「性」を発達できないままでいるのです。

 

 

 そして、人間は、他の哺乳類と比べて、母親が子どもを内に孕む妊娠期間が長く、

生後も未成熟であるからこそ、その部分を保護しようとする「母性愛」が

発達するのだと本で読んだことがあります。

 

このような感情は女性に限らず男性にもあると思います。

つまり、人間としての共通の本能です。

 

 

この「母性愛」は、我が子だけではなく、社会的感情として芽生え、

人や、社会に対する「見方」や「感性」に刺激をもたらします。

 

 

この一夫一婦制による結婚制度が、現代の「家族・ファミリー」という

概念を形作っているのですが、

その「決まり」の中で、女性の「生」を全うできるのであるならば、

社会は、今よりももっと「豊か」になっているはずです。

 

 

しかし、低欲なものに縛られ、束縛されて生きていることに気付かないことは、

私たちのポテンシャルに蓋をし、死んでいくのと同じ意味をもちます。

 

 

私たちは、「個」として生きる中でも、

いつも社会と一体であり、自虐的な行動は、避けるべきですし、

そこは、聡明でないと生きていけないのが現状です。

 

 

我が子ばかりを思うその「感情」や「欲」は、

どちらかというと、生まれてくる子どもたち全体へ、それに繋がる今を生きている

他者へ、そして、自分自身へ同じように向かわせることができるのです。

 

 

それらは、制度や決まりで、私欲や支配欲を抱かされて、

「独占欲」「嫉妬心」

のなかで、育まれるものではなく、

私たち生命としての、道徳観や倫理観によって支えられるのです。

 

 

それも、自らの「性」愛し、その「生」を喜び、生きることは、

そのままで、社会をよりよい方向へ導くものなのです。

 

 

そもそも、私たちの本来持つポテンシャルを自覚し、

生物として、自然な生き方には敵いません。

 

私たちの有限な時間の中で、「働く」を違う角度から見て、捉えなおしましょう。

そして、「子育て」を見つめてみましょう。

 

 

私たちの「自己成長」における「個」として自律していく先にこそ、

今日、生まれた「命」が続く、未来への希望なのです。