時間を管理する側と管理される側。刻一刻と変化する 私たちの「暮らし」において、今、1番にやるべき「たった一つの行動」が未来をつくります。

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刻一刻と変化する過程は、この忙しい現代に生きていて、

なかなか気付くことはできないかもしれません。

 

時間は、出来事や変化を認識するための基礎的な概念であり、

大昔は、月の満ち欠け、水時計、砂時計など「かたち」を変えて、

今もなお、私たちの生きる変化を刻々と数字で刻んでいます。

 

自分の有限な時間を十分に生きている人は、

この世界には、たくさんおられるでしょうが、

それよりも多くが、管理される側にあるのです。

 

そして、現在の義務教育では、

時間は、誰の管理の下、動くことを教育されます。

 

 

今も、こうしている間に、雲が流れていくのと同じように、

私たちの「暮らし」が変化しつつあることにお気づきでしょうか。

 

人の脳は、その変化を認識することは難しいですが、

一度、視点を与えると、その様子がありありと見えてくるものなのです。

 

 

私は、後世に生きる子どもたちに、今よりも

豊かなで自由な世界を残したいと思っています。

 

そのような中、2015年現在「マイナンバー制度」

が進められていることをとても懸念しています。

 

そして、この制度を進めないために、通知カードを

受け取らないという意思表示が必要なのです。

それは、「今」しかできないことです。

 

この制度が進められることで、どのような世界が

待っているか、少し想像しただけで、身震いがいたします。

 

このような現在の状況を何と、申せばよいのか、

ここ数日考えておりました。

 

 

 

ふと、町を歩く人々、お店で溢れかえる商品、

この世界を、ぐるりと見渡した時、

70年前の戦争中と同じ世の中を生きていることに気付くのです。

 

 

 

 

浮浪児・孤児が溢れかえる、戦争中、戦後の日本。

浮浪児と軽蔑された戦災孤児 *ボクの見た戦中戦後(14) - 夢職で 高貴高齢者の 叫び

 

昭和22年、ボクが小学4年生のときである。家の前の道路で遊んでいると、見慣れない子が近寄ってきた。

ボクと同じ年頃の子どもである。

そこへ大人たちがやってきて、その子を捕まえて駅へ連れて行った。

駅の宿直室に入れられ、大人たちに押さえつけられた子どもは、泣き叫びながら、足をバタバタして暴れた。

 

昭和25年の頃、ボクは父と一緒に秋田から夜行列車で上野駅へと行った。

駅の地下道には、戦災で家を失ったと思われる人々で溢れていた。

東京の町のなかでも浮浪児に出会った。

施設に収容するのは、保護ではななく、「狩りこみ」「浮浪児狩り」

と呼ばれた。

 

この状況は、遠い昔の光景ではないと、今、はっきりと言えます。

 

残念ながら、戦争中のことは、私も口承と写真、

映像でしかその世界を知ることはできません。

そして、その時代を生きた人が1人、

水木しげる氏も先日この世を去られました。

 

毎日五萬も十萬も戦士する時代だ。芸術が何んだ哲学が何んだ。

今は考へることすら許されない時代だ。

画家だろうが哲学者だろうと文学者だろうと労働者だろうと、土色一色にぬられて死場に送られる時代だ。人を一魂の土くれにする時代だ。

こんなところで、自己にとどまるのは死よりもつらい。だから、一切を捨て、時代になつてしまふ事だ。暴力だ、権力だ。そして、死んでしまふ事だ。それが一番安心のできる生き方だ。

新潮 15年8月号より

 

 

戦争は、私たちを、唯一無二の自分を生きる有限な時間を奪ってしまう

ことは、誰もが認識していることです。

 

現代は、様々な情報が飛び交う世界に生きていますから、

その情報で、大事なことが隠されていたり、

気が付かないようになっているので、それをよく見極めなければ

生きてはいけません。

 

まず、常識は疑ってから、物事を冷静に見つめていくリテラシーは、

「生きる力」の必須事項です。これが本来の「生きる力」です。

 

自ら学び、考え、主体的に判断する力は、それを土台として

積み上がっていくものです。

そのような「現在の状況」を把握できていないのに、変化に対応し、

問題を解決する能力は発揮されません。

 

赤紙が来て、大切な人が戦地にいくことはないけれど、

マイナンバー通知カードを受け取ることで、

番号法7条の義務が発生してしまうのです。

まず、それを判子もサインもしないで

受けとらないこと・自治体へ簡易書留で返還すること。

未来、様々な決まりが出来てしまう可能性がありますし、

膨大な利権が生まれますから、それで生き残る人たちも

大勢おられるでしょう。

 

 

 

けれど、皆、そのような

監視・管理体制を望むでしょうか。

 

 

後世を生きる人たちにこのような

制度を残してはいけません。

 

私たち、一般市民は、

「生まれてきた生を、有限な時間の中で発揮させる」

という人間同士の仲間です。

 

思想・生まれた土地・富・考え・肌の色・言語が違うとか、

そんなものは、全く関係がありません。

 

 

刻一刻と、日本は、「監視・管理」整備が進められているのです。

「自分の時間を管理し、監視される」必要はあるでしょうか。

 

すでに、2015年12月12日現在、自治体には、

たくさんの通知カードが返送されているようですが、

全ての世帯が受け取りを拒否することが重要です。

 

唯一の私たちの「希望」は、今ならまだ間に合うということ。

 

今一度、以下のマイナンバーに関する動画でご確認ください。

任意である通知カードの受け取りを政府公報「受け取れ」とCM - YouTube

2015.12.9

 

 

 

www.youtube.com