地球市民であり、子どもに関わる全ての皆様へ。ー未来、この記事を見る子どもたちに届けますー

 【地球市民であり、子どもに関わる全ての皆様へ】

そして、未来、この記事を見る子どもたちに届けます。

 

 

日本時間14日早朝 フランスでテロが起きました。

その前日に、レバノン。世界中で起きているテロ。

 

多くの一般市民の命が奪われます。

どれだけ涙を流しても、私には、今、ここにいることしかできません。

 

今、私にできることは、亡くなった子どもたちの言葉と声を代弁する

ことだと思い、前進全霊を込めて、言葉を綴ります。

 

 

この地球には、70億という人々が暮らしています。

その大地の中には、人間では数え切れないほどの生物が地球を支え、

海の中、森の中、空の上、人間の視覚では、捉えきれないほどのスケールで

「自然」は広がっています。

 

あなたには、想像できますか。

 それが、あなたの命を支えてきました。

 

今、現在、地球に住む0歳~100歳前後の人たちは、

これまでの歴史も、未来も、

「自分の目で見て確かめた。」という人は誰もいません。

いつも私たちは、昔に生きた人達の恩恵を受けて、暮らしています。

 

 

あなた自身が、現在、地球の生命体の一部として、

歴史を築いているということにもなります。

 

つまり、私の行動、あなたの行動は、

「自分だけのもの」ではなく「全体のためのもの」に繫がっていることを

いつも、心にとめておいてください。

 

 

 

では、問います。

 

現在、起きている現実は、地球の生命体にとって、よい発展に繋がりますか。

 

私たち、地球に住む市民は、どんなことが起きても、

それを「受けとめて」進んできました。

どれだけ、悲しいことも、悔しいことも、怒りが込み上げてくることも、

私たちのもつ思いやり、優しさ、明るさが、強く、大らかに生きることを

選んできました。

 

 

ここで、もう1つ、問います。

 

なぜ、人が人を支配しようとするのですか。

 

あなたの命も、私の命も同じ命です。

永遠ということはなく、皆等しく、有限な時間を生きています。

 

だから、子どもたちは、輝く瞳で、世界を探求し、挑戦し、自分の可能性に

根拠のない自信もって、向かっていきます。

その迸るようなエネルギーに圧倒されます。

それは、誰もが体験したことなのに、忘れていたでしょ。

 

 

世界に、日本に

今でも、怯えて夜も眠れない子どもたちがいます。

自分の才能を発揮できないで、苦しんでいる子どもたちがいます。

 

このような現実を創りだしている知恵は、

私たち人間の本当の知恵なのでしょうか。

 

今現在、私の目に映る世界は、悲しみで溢れています。

あと、どのくらいの涙で、目の前の海を満たせばよいのでしょうか。

 

私の前に広がる世界と、あなたの前に広がる世界は違います。

また同じことを体験していても、捉え方が違います。

「言語」が異なれば、認知できる世界も変わってきます。

 

しかし、それを同じように相手に求めなくてもいいはずです。

なぜなら、私に出来ることと、あなたに出来ることは違っていていいのです。

 

 

それは、あなた自身も胸に手を当てて静かに自分の感性で感じ、

考えてみてください。

 

どうでしょうか 

同じような、服を着て、同じような、思想をもって、

同じようなものを食べる必要があるのでしょうか。

そして、同じ価値観にあてはめる必要はあるのでしょうか。

 

この地球に生まれた時間のなかで、

人は、人との関わりを通して、善いことも、悪いことも学びます。

それが、あなたを豊かに成長させるのです。

 

 

200年前も、200年後も生きている人なんていないのです。

犬も、鳥も、クジラも、私も同じように、必ず死を迎えます。

それは、あなたがあなたである一度きりの時間なのです。

それでも、自然は、いつも絶え間なく巡ってきます。

 

 

だからこそ、生まれてきた命を喜び、自力の命尽きるまで、

 この地球に、生きていられる時間を

 

 自分の目で見て、肌で感じて、味わって、

 この美しい世界で、学ぶ時間を

 

創造することは、

 

それほど難しいことでしょうか。

 

 

どのような現実が起きようとも、

私は、地球の子どもたちを育てていくために

自己成長し、この命、尽きるまで生きます。

 

それが、地球に生まれ、命を繋ぐ一つの使命だと考えています。

 

これは、心の奥底から、地球に生まれてくる子どもたちを、

皆が我が子のように喜び、大切に育てている大人を代表して、

ここに記しておきます。

 

2015.11.15