理念

私が、どのような理念のもと、情報を発信していくかについて述べます。

これらは、一晩二晩で考えたものではなく、何度も、自分自身に問いて導き出された言葉です。

 

理念とは

1 ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え

2 哲学で、純粋に理性によって立てられる超経験的な最高の理想的概念

とあります。

 

【理念】

■生物として命を繋いできた人類の本来もつ「想像性」と「創造性」を発揮さ 

  せることが本来の教育である。

■教育とは、洗脳すること、訓練すること、現代社会通念に当てはめることだけではな

   く、豊かな関わりのなかで個の内から「好奇心」「探求心」「挑戦力」「発想力」

 「情熱」が引き出され、自己との新しい出会いに繋がる機会や環境を拡げていくことで

   ある。

■上記の教育の基盤は、家族にある。2人から、その生を受け、愛し育まれ

  る家庭は、一族、血縁、家柄を超えて、生物として生命を繋いできた本来の豊か

  さへと解放される。そこは、豊かな関わりによって育まれ、個が成長する中核を成す

  環境である。

■1人1人は唯一無二の存在であり、人類は多様性の中で出会い、関わりながら、その

  状況下において学ぶ。それは、国境、宗教、言語などの境界線を超える。

■限りある時間の中での出会いを通して、その「才能」を引き出し、開花させることが

 できるのは唯一無二の存在(自分自身)しかいない。自己成長の先に自己実現がある。

■知識や経験を昇華させたり、醸成させたりして表現していくことで、生きるための智

  恵を養う。それが本来の学びである。

■親・教育者の役割は、地球に生まれた子どもの無限の可能性を信頼することである。

  それ故、「自分がどう生きるか」を問い、自己を愛し、信頼し、自己成長する姿勢で

  関わることである。

■上記において1人1人が成長の過程で得る知恵が共有されるときに、人類の智恵「無

  形・有形知的財産」は、後世へより豊かな共生・共栄をもたす財産になり、その希望

  として生命全体の進化に繋がる。その基盤となるのは、個がもつ「欲求」が、私欲か

  ら全体への貢献へ高まった時に、最も適した時期・瞬間に発揮されると信じている。

 

 

※経験=失敗や成功という概念はなく、自分の感受性や感覚(味覚・嗅覚・触

   覚・聴覚・視覚)で感じたこと。常に修正し、更新していくことである。

※自己成長=限りある時間のなかで、自己を愛し、信頼し、他者と関わり、自己実現

   向かう行為。

 

私は、これらの理念のもと、後世において地球に生まれ、育つチルドレンが、互いに関わり、その出会いを通して、自分の可能性に出会い、自己実現に向かう世界を追求していく。

「自分に何ができるのか」と問いはじめる「本来の学びの環境」を、私の目の前から創っていくことが、私を含め、全ての子どもたちが、唯一無二の存在として、自己成長を果たすことのできる環境に繋がり、それが私の使命になる。