【お知らせ】新しいHPブログを立ち上げました。

2016年8月1日より、以下のサイトを立ち上げましたのでここにご報告させて頂きます。 義務教育モンダイ | 現役教師が、義務教育現場のリアルな現状を毎日発信。

学び直すことは、この一瞬から始められる。

今、これまでにないほど勉強しています。 なぜなら、私が今まで勉強してきたことが、 通用する世界とそうでない世界がはっきりと見えたからです。 それに、どれだけの価値があったのかと考えると、 さらに疑問が溢れだすのです。 学び直しです。 とことん、…

素直であること

1人の教育者である前に、 1人の人間でありたいし、 1人の女性でありたい。 生きることに、真っすぐに向き合い、 正直で、素直にありたい。 自分を成長させることが、 唯一できることで、何かを無理やり変えようとしても、 それは、どこか不自然で、他力本…

「教育の可能性」 今、私が思う、ただ一つのこと。

世界や日本では今、明けても暮れても様々なことが起こっています。 その度に、私は、心が乱れてしまう時があります。 ここに書いてきたことも、その過程で無我夢中で 綴ってきました。 その中で、未熟者故、心浮くこともありましたが、 冷静になり、今、私が…

生きた時間が生きた人を育てる。

人には、一生忘れられない記憶がある。 その一瞬、その場所は、夢中だから、記憶に残そうなんて思わない。 心が激しく動いた時の感情と併せて、記憶に残る。 けれど、その記憶は、いつも思い出されるわけではなく、 ふとした経験により引き出されることが多…

自分で好きなものを見つけることは「選ぶ」「分別」「区別」するための感性を磨くということ。

誰にでも、好きなもの、大切にしているものがあります。 今では、すっかり忘れていることがほとんどですが、 幼い頃に大事にしていたものがあるのではないでしょうか。 子どもが、 大好きなものを見つけること これは、とても大切な力です。 なぜなら、そこ…

「学校」と「家庭」の機能のバランスをとり、子どもの人格を育んでいくこと。

人は、どんな時もバランスをとって生きています。 からだも精神も、どちらかに偏ることなく、 自分で上手くバランスを取りながら生きています。 時代や環境によって、傾くことはあっても、 それの状況を把握しながら、「調節していく知恵」が 人間には備わっ…

子どもの心が屈折せずに素直に次の行動に繋がる躾。

そもそも、日本では、子育てにおいて「標準化」や「よい子」を 育てようと親の関心が向く傾向があります。 しかし、生物として生まれて、この世界を探求している子どもにとって、 ルールや決まりは、本能と異なることが多く、 なぜ、その決まりを守って生き…

子どもが自分の内に「自分の師」を育んでいくということ。

素敵だな。 すごいな。 この人には敵わないな。 一緒に時間を過ごしたい。 と尊敬できる他者が身近に居ることは、 とても嬉しいことです。 人には、いろいろな素質・性格・癖をもった人がいますが、 今の自分にとって、よき影響を与えてくれる人は、 自分自…

未来の子どもを想う気持ちが、自分を育てるという行為に影響を与えるということ。

誰もが、より高みを目指すことは、 自分のためだけではなく、生物としての豊かな進化に繋がります。 太陽が昇って、日が沈む。 当たり前のように過ごすこの一日ほど尊い時間はないのです。 そこに大半の時間を費やす役割=仕事が一日を占めています。 そこで…

学習の質を高めるには、「仲間・共生・全体」が必要不可欠であること。

子どもの「仲間意識」は、自分や他者を育てるということに直結します。 人は、人と関わることで多くのことを学びます。 それは、一期一会の「今」という出会いに限ることであり、 教育においてこれほどに尊い時間はないでしょう。 人間は、社会的営みを送る…

疑問をもつことは、才能であり、自分だけの学習体系を作っていく原動力になる。

『この地球に生まれて、 生きる中で、溢れ出てくる疑問。 そこに純粋に向き合い、目を見開く。 疑問をもつことは、一つの才能である。 その疑問は果てしなく溢れてくるのに、 年を増すごとに減っていくのはどうしてだろう。 この世界には分からないことの方…

行動することは、思考することを遥かに超えた学びに繋がる。

思考することは、生きることです。 けれど、それを超えるものが、行動することです。 100時間思考しても、 0.001秒の行動からの気づきの方が価値のある学びになります。 そのくらい、一瞬一瞬の時間は尊いのです。 人は、行動することによって学びます。 な…

知識よりも知恵を重視することは、蓄えることから引き出すことへ学びが昇華されること。

これまで訪れた外国の地で、私は、子どもたちが 真剣に生きる姿を幾度と目にしました。 習慣や文化によって、 食べものの質や量が違ったり、 不自由さを感じて生きていたり、 自由に恋愛ができなかったり、 家族の構成のスタイルが違ったりしていました。 ど…

物事への「好き」の感度を高めていくことは、価値を見出すこと。

誰でも、「好き」な物事を見つめるときの 目はいつもと違う目をしています。 そんな目を見たときに、 「あっ、これが好きなんだな。」と私たちは、気づくのです。 「好きこそものの上手なれ」 という諺がありますが、「好き」なことを 見つけることが、もの…

学びをリスタートできる人は自分の時間を生きる人。

これから、母になる人たちは、今、どのように 生きているでしょうか。 2016年5月。目まぐるしく変化する女性観・仕事観・子育て観に、 50年、30年、3年前とはまるで違う大きな波。 それが私たちの環境を作り、日常の「言葉」に潜んでいることが垣間見られま…

生命力を維持することは、才能を発揮すること。

この地球に存在する男性も女性も皆、最高の笑顔で生きていけたら、 それはとても幸せなことだと思います。 最高の笑顔は、その人の生命力に比例します。 生命力を保ち、維持するために、人は命をいただきます。 先日、日本のある女子大学に行ったときに、 何…

人が変わるとき・人の成長について考えること。

人は、いつ、いかなる時に成長し、 自分から学びはじめるのでしょうか。 机上での勉強や本から得られる知識習得だけでなく、 人との出会いと関わりから学ぶことは豊かで生きた学習になります。 それが、自己の成長の鍵を握ります。 人は、赤ちゃんの時から…

子どもたちが現代を生き抜くために必要な力

今、子どもが現代を生き抜くために必要な力とは何でしょうか。 私たちは、今、何を教育していく必要があるのでしょうか。 例えば、誰かに、この下に川が流れているよ。 と言われたら、そうなんだ!と信じて疑わないことではなく、違う可能性も考えてみること…

子どもが育つために必要なこと

春。 今朝も満開に咲く桜を見ながら、花や草木の芽生えに 胸が高鳴ります。 私は、日本の春が大好きです。 この季節が巡ってくる度、人は人との出会いと別れを通して、 成長するのだと確信します。 どちらか一方ではなく、実は、両者共に成長しているのです…

子どもを育てる私たちが変わること「才能の発揮」「共に生きる」「守破離」から学ぶこと。次の更新は4月1日です!

私は、「書く」ということから沢山のことを学びました。 人は、アウトプットして初めて自分の考えや疑問を 自分自身で認識できるのだと思います。 だから、私たちは、インプットすることで学ぶことを完結させないで、 「表現」し続けることが大切だと気づき…

大学生議論の場「結婚・出産・子育て」テーマは「共働きか片働きか」「恋人と結婚相手は別か」家庭を育む男女間のよき関係性は、子どもの豊かな成長の根幹を成す場所なのです。

「結婚、出産、子育てという大きなライフイベントをどうするか、大学生のうちから考える取り組み」が始まっているそうです。 「恋人と結婚相手は違う?」「共働き?片働き?」大学生のうちから議論 (THE PAGE) - Yahoo!ニュース 2016.2.26 結婚、出産、子…

「産後うつ」早期発見に向け、日産婦対策指針示す。今、生きる環境に目を向け根本的な問題を見出すことは、周囲の情報に振り回されずに自分の生命エネルギーをよい方向へ還元させること。

「産後うつ」この言葉をよく耳にします。 私の周囲では当てはまる人が居なかったので、気にしていませんでしたが、 日本産婦人科学会と日本産婦人科医会は、具体的な対策を進めているとの ことですので、「出産」について改めて考えます。 www.fnn-news.com:…

家庭の力と女性の生命力「ハーバード大学での専業主婦に対する価値観」180度発想を転換させてみましょう!子どもを産み育むことは、女性を磨く時間であり、自分を高める時間でもあるのです。

今、日本の家庭は、様々な問題と課題を抱えています。 1つの家庭を見ても、子どもを産み育てる「機能」を高めていく 必要があると思います。 ここでの「機能」とは、人が人と共に育ち合うための考え方や行動のことです。 かつての江戸時代の家庭は、多様な…

乳児破棄容疑で高校生男女を逮捕 「命を育むこと」に年齢は関係がないのです。女性と女性の世代の「生命の普遍的価値」を「知恵」として受け継ぐ架け橋を「今」築き直す必要があります。

私は、ここ数日の間、日本で起きている下記ニュースについて考えています。 <乳児遺棄容疑>自宅で出産、放置か…高校生男女を逮捕 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース2016.2.15 生まれたばかりの乳児の遺体を遺棄したとして、静岡県警富士署は15日、県東部に…

子どもの学習環境をデザインする上で、大切な2つの視点。今、この一瞬を「自分の目で見て聞いて感じる」ことが難しい社会だからこそ、自分を中心に据えて学ぶ必要があります。

私たちは、いつから「今、ここを生きること、感じること」 に鈍感になったのでしょうか。 この一瞬に起きていることを感じずに、まず「記録」し「記憶」させておく ための一つの道具に預けようとする光景をよく目にします。 そして、番号と共にいつでも取り…

高校生のデモ参加と選挙権18歳以上の引き下げに伴う「公共」の新設に向けて。高校生のみんなへ。私たちは今、何を学び、どう生きるのか。「学習」の先に在るものとは。

高校生のデモ参加の政治活動に加え、 選挙権の18歳以上に引き下げに伴った「公共」の必修化の検討。 高校の新学習指導要領では、公民科のうち「現代社会」の廃止検討がなされ、 かわりに「公共」を必修にしていく意向に今後も目が離せません。 高校生のデモ…

「余った弁当を貧困児童に」本来、児童貧困という言葉は存在するのでしょうか。貧困・裕福など関係なく、どの家庭も同じように抱える根本的な問題に目を向ける必要があります。

「児童貧困」の対策や対応については、それぞれの市町村で 早急の課題となっているようです。 しかし、「児童貧困」という言葉ばかりが、一人歩きしてはいないでしょうか。 私は、下記の記事を見た瞬間に、現代社会の子どもを取り巻く環境が ここまで悪化し…

子どもの「いたずら心」から育つ3つの可能性。家庭で育む好奇心と探求心とコミュニケーション。子どもの行動の源を観察する心のゆとりを!

子どもの「いたずら」は、現代においてすっかり見かけなくなりました。 どうしてでしょうか。 それだけ「よい子」が増えてきたからなのでしょうか。 以前も申し上げましたが、「よい子」という概念は、ある一定の判断規準のもとで 人間を評価したときに、そ…

「女性の自立」かつての日本女性の「出産」は、暮らしに根ざし、呼吸するように自然なことでした。1人1人が自分のもつポテンシャルを信じることから教育は始まります。

「自分らしく、自由に、幸せに生きる」 これは、現代に生きる女性ならば世代を超えて 誰もが求めていることではないでしょうか。 「個」として「自立」して生きることが「幸せ」であると 誰もが疑わずに生きています。 しかし、私たちの「今」の常識が、時代…